相続登記の流れを解説
故人から相続した不動産は、相続登記を行う必要があります。
そこで今回は、相続登記の流れについて解説していきます。
相続に関わる機会がある方は、ぜひ確認してみてください。
▼相続登記とは
相続する不動産の名義変更を行うことを、相続登記と言います。
この手続きを行わないと、不動産を所有していることを証明するのが難しくなるでしょう。
不動産を売却したり誰かに貸したりする場合も、相続登記を済ませておく必要があります。
▼相続登記の流れ
①不動産の状態を確認する
相続登記を行う前に、まずは相続予定の不動産の状態を確認しましょう。
例えば不動産が他の方との共有名義になっていた場合、故人が持っていた分のみの相続となります。
②不動産を引き継ぐ人を決める
遺言書があれば遺言書の通りに、なければ遺産分割協議で話し合い、不動産を引き継ぐ人を決めます。
ただし、法定相続人には遺留分が認められるため、必ずしも遺言書通りに相続できるとは限りません。
➂必要書類を準備する
相続登記を行うには、申請書・登記事項証明書・遺産分割協議書などの準備が必要です。
申請書は、法務局のホームページからダウンロードできます。
④申請
必要書類を、不動産がある地域を管轄する法務局に申請します。
審査・登記には、一週間ほど時間が必要でしょう。
▼まとめ
相続する不動産の名義変更を行うことを、相続登記と言います。
不動産の状態を確認→相続人の決定→書類の準備→申請といった流れで行われるのが一般的です。
豊島区の『司法書士法人リーガルトップ』では、相続に関するご相談を承っております。
相続登記に関して疑問・質問がある方は、お気軽にお問い合わせください。
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